ドイツ・エアランゲン在住ジャーナリスト
高松平藏 のノート
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2011年3月30日



お知らせ:『近代JUDO』で連載開始


雑誌『近代JUDO』で連載を始めましたが、それについて少々。

近代JUDO(ベースボールマガジン社)
雑誌『近代JUDO』をご存知ですか?
私はもともと体育会系が嫌いで、若いころはその偏見から武道やスポーツから避けるように過ごしていました。しかしながら40を過ぎて、柔道の専門誌に連載を始めることになりました(4月号 3月22日発売分から)。人生わからないものです。

数年前から私は健康のためにドイツで柔道をはじめたのですが、そこで見えてきたのが、柔道には日本の文化や価値観を運ぶメディアという側面があるということでした。これが連載のテーマです。

別の言い方をすれば『スポーツ』のなかにどのように『武道』が受け入れられていくのか、そこでどのような矛盾・統合がおきるのか、といったような話でもあります。近年、日本の柔道と外国のJUDOはどうも違うという議論がありますが、そのへんのテーマと関連してくるところです。

しかし、ここでは読みやすさを追求するため、私の体験などを中心にかなり柔らかい読み物にしています。

タイトルもズバリ、『柔道初心者が行く欧州のJUDO』

このタイトルは私の仮案に編集長が『初心者』という言葉を加えてくださいました。私は歳だけはとって、そこそこおっさんになりましたが、柔道の世界では本当にひよっこです。

同誌に連載されている方や登場される人はこの世界のトップクラスの方が多いのですが、初心者という『ごまめ』になることで、私が少々失言しても、あるいはタブーになっているのを知らず地雷を踏んでも大丈夫なように、考えてくださったのかもしれません。

ともあれ、機会がございましたらご笑覧ください。(了)


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