JMさん(男性)
読みやすかったです。つまり、ドイツを知らない者にもそのことにはまったく関わりなく読ませてくれる文でした。システムのデータ上の比較ではなく、そのようなシステムが生まれるに至った伝統文化上の比較という視点からの内容は、これぞシステム作りに直接たずさわる人たちが先ず知っておくべきものと思いました。そしてそれを鮮明にする「アンドレアの一言」という構成もすばらしいアイデアと思いました。イギリス人はもうちょっと「いい加減」だと思いますが、どうやら「根」のあたりは同じようですね。一度も経験していないドイツを「イギリス経由」で少し理解できたように思います。
今後の課題が含まれていることにも気づきました。それは「アメリカ文化の侵食」です。アメリカ文化の侵食に対して日本が、ヨーロッパ(ドイツ)がどう対応してきて、どうなってきたか。つまるところ、「聖も俗」も含めてこいつ(アメリカ文化)を世界はどう扱ったらよいのか、読者の当方だけの観点かもしれませんが、今後の大きな課題として読みました。していると私なりに理解しました。
YKさん(女性)
はじめまして。
私は大阪に住む学生です。
最近本屋で、「エコライフ」を見つけドイツと日本の生活様式の違いから環境問題の取り組みを比較するという内容に興味を持ち、拝読したところ、なにか強い衝動に駆られ、じっとしていられない、そんな気分になり、突然メールを送った次第です。
私が学校で勉強しているのはテキスタイルデザインで、環境には直接関係はしてませんが、以前からリサイクルとドイツという国に関心がありました。本文の中で、アンドレアさんが風呂敷の良さについておっしゃっていて、とても嬉しかったです。風呂敷文化の復活を私も願っています。デザインを学ぶ私にも環境をまもるためにできることがあると思いました。
そして、エコライフを送るために私ができることをもっと見つけて、周りにもひろげられたれいいなあ、と感じています。
KKさん(男性)
環境と文化の側面から生活習慣の違いとして興味深く又ご両人のスライス・オブ・ライフがそのまま日独の差として実に細かく観察されていることに感動しました。
RAさん(男性)
「環境先進国ドイツ」と「環境後進国日本」を、全面賛美やけなしでなく、積極面と消極面の2面から冷静に捉えていることに感心しました。多くの具体的な「環境情報」も豊富で大変参考になりました。2人併せて日独の長い体験があって初めて可能になった本と思います。
著書で目指された、環境問題への取り組みについての比較文化論としては、なんでもかんでも文化の違いのせいにするわけでなく、多面的に考え自然環境や経済社会政治の違いを踏まえた上で、文化の違いを論じる姿勢(と捉えましたが)に共感します。その観点から、環境問題への取り組みは両国の「政治参加に関わる文化」の違いが少なからず影響していると私なりに理解しました。
TKさん(女性)
日常生活の中での事例を多く取り上げられており、実際にドイツに行ったことのない私にとってはドイツの現状を知る手がかりともなり、非常に興味深く読ませて頂いております。
KMさん(女性)
楽しく読ませていただきました。
全体に すっきりしていて非常にわかりやすく本当に読みやすかったです。エコの違いが国民性にあって日本ではドイツ式がなじまないのは、そこにあるんだーということもよくわかりました。
じゃあ日本人にとっていいエコ社会ってなんだろ?
どうすればできますかねえー。
自販機を置いていて平気なこの国、うまく使えば、うまくいきそうなんですけどねえ。
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