| 
           
          
            
             
             | 
           
          
            
             
            内容 
            環境先進国、ドイツの環境事情を紹介している。本書の特徴はデポジットシステムをはじめ、なぜ、ドイツが環境配慮型の社会にできたかという点を書いていること。その手法は日独の生活習慣、文化、政治、歴史を比較する方法をとっている。著者は日本人とドイツ人の夫婦であり、両国で生活した経験がある。 
             
            構成はドイツ地方都市・エアランゲンを中心にした取材をもとにジャーナリストの平藏がレポートし、アンドレアがコメントをする、というスタイルをとっている。(出版社による紹介文より)
             
            目 次 
             
            
            第1章 エコショッピングを考える 
            マイバッグをめぐる話/ああ、買い物袋/買い物袋の流通システム/日本のかごシステム 
            【アンドレアの一言】自分の意思か、他人の目か/ふろしきを見直そう/量り売りのほうがおいしい/マイバッグに高級布袋も 
             
            第2章 リターナブルと地域性 
            ケースで買うジュース/ビールの地産地消/びんを放棄したビール会社/缶をめぐるヒトの煩悩 
            【アンドレアの一言】町の酒屋さん/ビール祭りのジョッキ/オフィスに食器洗い機はいかが 
             
            第3章 手軽なコンポスト 
            庭にあるコンポスト/堆肥はどこへいく 
            【アンドレアの一言】私のコンポスト歴/残り物料理の工夫 
             
            第4章 都市と交通 
            エコカーを作る前に/バスと歩行者の混在/自転車は地球をすくう/自転車市長、ハールベーク博士/駐車場が待っている 
            【アンドレアの一言】不思議な1+1=1/私は運転が下手になったか/自動車がステイタスでなくなった日/市街地まで自転車で/日本に都市計画あるの? 
             
            第5章 環境教育の実践 
            子供たちに何を教えるのか/街ぐるみ、学校ぐるみ 
            【アンドレアの一言】10歳という年齢/熱心な先生 
             
            
            第6章 環境先進国の熱い日々 
            ドイツも30年かかった/アンドレアの体験 
             
            第7章 ドイツ文化と環境問題 
            生活と社会意識/サマータイムは本当に有効か/ドイツの家/節約を左右する感覚と文化 
            【アンドレアの一言】「森が死んでいく」という報道/サマータイムを有効に使いこなせるか/日本の家は夏向けのエコハウス/環境マニアにならなくてもいい 
             
            第8章 経済とのかかわり 
            市場構造が変わると苦労する/地産地消と地域経済/ニュルンベルク市と企業のネットワーク/エコロジー&エコノミー/市場経済化する環境保全 
            【アンドレアの一言】アメリカ文化とデポジット/DSD社のテレビコマーシャル 
             
            
            第9章 環境先進国から何を学ぶか 
            情報にどう向き合うか 
             
            第10章 対談─環境対策は社会創造だ 
            環境ブームの去ったドイツ/誘発される環境への意識/環境意識の現在/熱気の正体/考えるドイツ人/「自分が社会」のパワー/自信の源/シンク・グローバリー、アクト・ローカリー
             
             | 
           
        
       
      
       |